top of page
06_リビング・ダイニング.jpg
yanagisozaiw02_1.png

施設紹介

コンセプト

京都市は鴨川をはじめとした古くからの川や水路があり、湧き水も豊富です。都市に居ながらも「京都らしい」と感じられるような宿にしたいと願い、若手で実力のあるデザイナーの方々に協力していただきました。

デザイナー

三野 貞佳

担当設計士の三野貞佳さんが本を読みながら会話している様子

​一級建築士

空間を形成する建築物をデザインしています。衣・食・住の暮らしの中にある豊かな空間を大切にしており、その土地が持つ可能性を最大限に引き出し、ユーザーの数年後の未来を創造します。

リビング・ダイニングの様子
2階の様子

アーティスト

新宅 加奈子

襖絵を描いた新宅加奈子さんのポートレート写真

パフォーマンスアーティスト

全身に絵具を纏うパフォーマンスアーティスト。京都造形芸術大学院を卒業し、京都、東京での個展やアートフェアに出展しています。今回は当施設の為に、特別に襖にアートを施していただきました。

見取り図

一階の平面図

​1階見取り図

画像をクリック・タップすると拡大表示されます。

二階の平面図

​2階見取り図

画像をクリック・タップすると拡大表示されます。

​お部屋の紹介

​リビング

広々とした空間が特徴のお部屋です。アイランドキッチンが設置され、調理しながらのおしゃべりも楽しめます。リビングからは中庭を臨め、モダンながらも京都らしい雰囲気が味わえます。天井が吹き抜けとなっているので、屋根まで見上げれば開放感あふれる空間が広がります。

yanagisozai_w16_edited.png

キッチン

最新の素材であるモールテックスで作られたアイランドキッチンです。コンパクトながら機能性のある作りとなっているので、談笑しながら調理ができるようになっています。

1階 寝室・洋室

ベッド2台が入ったフローリングのお部屋です。「逆格子」という三野貞佳氏が考案した壁が特徴です。格子部分に光が透ける不思議な空間が広がります。落ち着いた京都の夜をお楽しみください。

浴室

浴室内部はバスタブとシャワーが備え付けられております。また、完全バリアフリーとなっておりますので、車椅子の方でもご利用可能です。

坪庭

中央にはツクバイ(水盤)が備え付けられ、それを囲む用に独特な形の縁側があります。また、こちらはただの坪庭ではなく、茶室としても利用できます。人と人との距離が近づくように心を開放できるような造りです。日頃の喧騒から抜け出し、あなただけの時間をお過ごしください。

yanagisozai_w04.png

2階 寝室・和室

こちらの和室では琉球畳が敷き詰められております。縁の無い畳を使用することで、境目を感じさせず、布団に入れば屋根裏まで見上げることができます。また、襖を開放すると1階まで吹き抜けとなっており、まるで異世界に飛び込んだような感覚を味わえます。

2階 寝室・洋室

こちらは当施設で最も広い寝室です。こちらの部屋まで続く渡り廊下は京都の川に掛かる橋をイメージして作られました。橋からは季節ごとに変わる屏風を鑑賞していただけます。

1階 洗面所

こちらは完全バリアフリーになっており、引戸を開放するとラクラクと車イスが回れるほどの広さです。どのような方でも町家を楽しんでほしいという想いで作られました。

2階 洗面所

階段を上がってすぐ洗面所を準備しております。洗面所内には便器だけではなく洗面台も設置されています。

​ホテルの特徴​

夕方の坪庭のツクバイの様子

坪庭 ― 安らぎの場

京町家造りの特徴である「坪庭」は、屋敷内の塀や壁で囲まれており、館内に光や風を取り入れるために造られます。当施設の坪庭も同様に塀に囲まれており、お外の視線から守ってくれるお客様だけの特別な空間となります。

中央にはツクバイ(水盤)が設けられ、縁側を模した構造によりベンチとしてもご利用いただけます。また、アクリルボードをツクバイに乗せるとテーブルとなりますので、お食事や日向ぼっこで心安らぐ時間をお過ごしいただけます。そして、天気晴朗の日にはお手前座として、煎茶体験にも使われます。

リビング・ダイニングの様子

吹抜 ― 明るく開放的な空間

昔ながらの京町家では、玄関から勝手口に続く吹抜の土間空間を「火袋」と呼びます。当施設では大胆にリビングから屋根裏に続く吹抜を造り、従来の町家よりもさらに開放感を感じることができます。居間から空を見上げるように上向くと、100年もの間瓦を支えてくれた梁や天井木材が見え、広々と明るい空間が一息つくように誘ってくれます。

2階の様子

橋 ― 心静まる、ご鑑賞の通路

2階の和室と洋室は吹抜により大きく分けられますが、2つの部屋を繋ぐように橋が掛けられています。特別に造って頂いた橋は当施設の魅力の1つであり、館内全体に唯一無二の雰囲気を生みだしてくれます。

川を渡るように吹抜を渡る際には、ぜひ途中で足を止めてみて下さい。季節に合わせた絵画や屏風が飾られていますので、じっとご身辺を眺めながらご鑑賞いただければと思います。

Myôshin-ji.jpg

​ギャラリー

bottom of page