煎茶体験
概要
当施設では、煎茶のお茶席を楽しんでいただけるように、開放的な茶室として坪庭が設けられています。坪庭の中央にあるツクバイをアクリルボードで閉じると水を眺めることができるお席に変わります。そして、日本家屋の縁側を模して造られたツクバイの囲いはお客様にお座りいただくためのベンチとなります。現代の情報社会により閉ざされた人々の心をもっと開放的にしたいというコンセプトにより作られた茶室です。ぜひ穏やかなひとときをお楽しみください。
煎茶道とは
煎茶道の祖と言われる売茶翁の志と共に、美しいお手前を受け継ぐ儀式です。煎茶道では、茶道具や茶の種類次第でお手前の流れなどが細かく決められており、正確な手順と心を込めた作法が求められます。
また、茶道は「和」の精神を体現するものとされ、自然との調和、相手を思いやる心、そして謙虚さや感謝の気持ちなど、日本の美意識や哲学を表すものとしても重視されております。
体験内容
煎茶道黄檗売茶流の正式なお手前である「淹茶三つ飾り」を披露させていただきます。お手前の作法上、五碗分のみ淹れることとなりますが、ご覧いただくだけでしたら何名様でもご参加可能です。
お手前の後は、茶道具やお作法の説明、その他お客様のご質問にお答えいたします。
淹れるお茶は高級玉露となります。普段飲まれる機会はほとんどないかと存じますので、じっくりと味わっていただけると幸いです。また、茶菓子も京都市内で作られた老舗和菓子屋のものを季節に合わせて取り揃えさせていただきます。
詳細情報
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晴天時は外の茶室にて、雨天時は室内にてお席を設けます。
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「淹茶三つ飾り」という黄檗売茶流の正式なお手前を披露いたします。
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お手前の所要時間は30分程頂戴いたします。
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その後、加えて30分程質疑応答や茶道に関わるご説明をさせていただきます。
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お手前の前後30分程は準備・片付け時間を頂戴いたします。
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準備・片付けの間はご外出など、ご自由にお過ごしいただけます。
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お手前の写真や動画を撮影していただくことは可能です。
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お客様側のお作法は特にありませんので、ご自由におくつろぎください。